育休91日目 育休最終日に思う
いよいよこの日がきてしましました。
何とも言えない寂しい気持ちでいっぱいですが、
これからも育児は続くし、これまで以上に家事
を効率よくこなさなくてはならない。
残念ながら感傷に浸っている場合ではないのです。
とはいえ、せっかくなので3ヵ月間の育休を振り返り、
今思うところを綴ります。
サービスショット。得意のウマい!ポーズ。これはたまらなくカワイイ。

「育休カッコイイ!」とか「イクメン素敵!」とか
本当にいろいろお言葉を頂戴したのですが、
実のところ全然かっこよくないし、今をときめいてる感じでもない。
(いまだにそのような言葉は違和感があります。うれしいんですけど。)
そして、実際のところ育児はケシテかっこいいものではなかった!
あたりまえですが、毎日ウンチの処理して、泣き叫ぶ子供と
格闘し、疲れて一緒に寝てしまうどこにかっこいい要素があるのか...。
だけど、これがやってみるととてつもなく楽しいんですよ。
そしてなんともいえない充実感。今しかこの感覚は味わえないと思うと、
このタイミングでの自分での決断は間違っていなかった。
3ヵ月過ごした今、この言葉が言えるのがなにより嬉しいかぎりです。
実のところ育児休業取得に至ったきっかけは
“仕方ないから”という、積極性のかけらもないネガティブな理由から。
「仕事には出来る限り早く戻りたい」という妻の希望と、
「自宅近くの融通がきく保育園に入りたくても入れない!」
「我が家のキャッシュフローがこの体制で一番潤沢に廻る!!」
という環境を考慮した結果、妥協の産物で妻の7ヵ月の育児休業
を引き継ぎ、ワタクシの3ヵ月間はスタートすることになったのです。
そう、理由からしてぜんぜんカッコ良くなんかないんですょ。
そして所属会社内の関係各所の協力のおかげで
スムーズに手続きは進み、男性社員初の育児休業が
スタートするわけですが、せっかくやるからには、前向きにやりたい。
そこで、育休中の目標を以下のとおり公言しました。
●オッパイをあげること以外の育児に関することは全部できるようにする(というか、ヤル)
●妻がスムーズに仕事復帰できるよう全面的にサポートする
振り返ると、この二つのおおきな目標には及第点をもらえるのでは
ないかと自負しております。
日々のおむつ代え、離乳食、お風呂、寝かしつけは
すっかり生活の一部になっているし予防接種や定期健診、
発熱、下痢などの有事の際には小児科に違和感なく通いました。
最近は毎晩の絵本の読み聴かせも楽しい。
そして妻の仕事復帰支援。
ここ最近、終電やタクシーでの帰宅、休日出勤が続き
プチ父子家庭状況。この3ヵ月で完全に出産前の勢いに
戻って仕事してます。いきなりのエンジン全開での戻りっぷり
に、逆に12月以降の共働き状態復活後の調整に難しさが
残る皮肉な状況に陥ってます。
結果として、育児休業取得でなんとも代えがたいものを得ることができた
と実感してます。最後にそれを整理して育児休業の総括としたい。
【育児休業取得で得ることができたこと】
●1.子供の成長をまじかで毎日感じられたこと。
やはりこれがもっとも大きい収穫。
肉体的には、ようやく座れるようになったころから、ずりばい、つかまり立ちと
短期間で日々確実に成長したし、精神的には自分の好みを少しずつ
自己主張するようになった。こんな自分の息子の変化を毎日まじかで見ることが
できたのは贅沢な体験だった。
●2.ハイブリットな家族になった
我々夫婦のような共働きにとって「夫婦ともに何事も満遍なく出来る」
(=複数のエネルギー供給源があるハイブリッド的)っていうことは
この時代、意外と大事なことだと思う。
普段は仕事・家事・育児は二人とも満遍なくするので問題ない。
何かの要因でボリュームのバランスが崩れた場合でも、ヘルプができる。
万が一、仕事がとてつもなく立て込んだり、
どちらかが大きな病気やケガをしたり、はたまた職を失ったり、
と有事発生の際はいろんなオプションが計算できる。
この保険のような安心感はこの先じわじわと効いてくるだろう収穫。
自分にとっては、どこかにあった家事・育児への“お手伝い感覚”が
一気に“主人公”へ変化したことが大きい。
●3.世界観が広がった
なにせ男性育児休業については、まわりに取得者もなければ
情報も皆無なゼロからのスタートだったこともあり、
育児やワークライフバランスに関する情報を収集するべく
アクティブに動いた。
“男性育児界”そのものはまだまだ一般的にはマイノリティーな存在かも
しれませんが、意欲的に活動するグループやそこに集う人達の意識は高く
仕事を離れた世界で刺激を受けることが新鮮だった。
注目するべきは、ソーシャルメディア元年といわれるタイミングと重なって
情報の収集、発信、WEBからリアルな場への発展という流れが、
加速度的に繋がることを実感できたこと。
余談になりますが“育児”“家事”という多くの人が身近に感じるテーマだけに
共感も伝播もしやすい。男性の育児参加があまりにもあたりまえになって
「イクメン」って言葉なんてあたりまえすぎて近い将来だれも使わなく
なっていることを勝手に予想。
最後の最後に懺悔を。
当初の目標に以外にも、実は密かにやりたかったことがいっぱいありました。
でも実際は出来なかったことがだらけ。出来てないことのほうが多い。
育児・家事が思ったより大変だということを痛感できたことも収穫です。
育児・家事なめてました。すいません!
サービスショット2.こういう姿もたまらん!
何とも言えない寂しい気持ちでいっぱいですが、
これからも育児は続くし、これまで以上に家事
を効率よくこなさなくてはならない。
残念ながら感傷に浸っている場合ではないのです。
とはいえ、せっかくなので3ヵ月間の育休を振り返り、
今思うところを綴ります。
サービスショット。得意のウマい!ポーズ。これはたまらなくカワイイ。

「育休カッコイイ!」とか「イクメン素敵!」とか
本当にいろいろお言葉を頂戴したのですが、
実のところ全然かっこよくないし、今をときめいてる感じでもない。
(いまだにそのような言葉は違和感があります。うれしいんですけど。)
そして、実際のところ育児はケシテかっこいいものではなかった!
あたりまえですが、毎日ウンチの処理して、泣き叫ぶ子供と
格闘し、疲れて一緒に寝てしまうどこにかっこいい要素があるのか...。
だけど、これがやってみるととてつもなく楽しいんですよ。
そしてなんともいえない充実感。今しかこの感覚は味わえないと思うと、
このタイミングでの自分での決断は間違っていなかった。
3ヵ月過ごした今、この言葉が言えるのがなにより嬉しいかぎりです。
実のところ育児休業取得に至ったきっかけは
“仕方ないから”という、積極性のかけらもないネガティブな理由から。
「仕事には出来る限り早く戻りたい」という妻の希望と、
「自宅近くの融通がきく保育園に入りたくても入れない!」
「我が家のキャッシュフローがこの体制で一番潤沢に廻る!!」
という環境を考慮した結果、妥協の産物で妻の7ヵ月の育児休業
を引き継ぎ、ワタクシの3ヵ月間はスタートすることになったのです。
そう、理由からしてぜんぜんカッコ良くなんかないんですょ。
そして所属会社内の関係各所の協力のおかげで
スムーズに手続きは進み、男性社員初の育児休業が
スタートするわけですが、せっかくやるからには、前向きにやりたい。
そこで、育休中の目標を以下のとおり公言しました。
●オッパイをあげること以外の育児に関することは全部できるようにする(というか、ヤル)
●妻がスムーズに仕事復帰できるよう全面的にサポートする
振り返ると、この二つのおおきな目標には及第点をもらえるのでは
ないかと自負しております。
日々のおむつ代え、離乳食、お風呂、寝かしつけは
すっかり生活の一部になっているし予防接種や定期健診、
発熱、下痢などの有事の際には小児科に違和感なく通いました。
最近は毎晩の絵本の読み聴かせも楽しい。
そして妻の仕事復帰支援。
ここ最近、終電やタクシーでの帰宅、休日出勤が続き
プチ父子家庭状況。この3ヵ月で完全に出産前の勢いに
戻って仕事してます。いきなりのエンジン全開での戻りっぷり
に、逆に12月以降の共働き状態復活後の調整に難しさが
残る皮肉な状況に陥ってます。
結果として、育児休業取得でなんとも代えがたいものを得ることができた
と実感してます。最後にそれを整理して育児休業の総括としたい。
【育児休業取得で得ることができたこと】
●1.子供の成長をまじかで毎日感じられたこと。
やはりこれがもっとも大きい収穫。
肉体的には、ようやく座れるようになったころから、ずりばい、つかまり立ちと
短期間で日々確実に成長したし、精神的には自分の好みを少しずつ
自己主張するようになった。こんな自分の息子の変化を毎日まじかで見ることが
できたのは贅沢な体験だった。
●2.ハイブリットな家族になった
我々夫婦のような共働きにとって「夫婦ともに何事も満遍なく出来る」
(=複数のエネルギー供給源があるハイブリッド的)っていうことは
この時代、意外と大事なことだと思う。
普段は仕事・家事・育児は二人とも満遍なくするので問題ない。
何かの要因でボリュームのバランスが崩れた場合でも、ヘルプができる。
万が一、仕事がとてつもなく立て込んだり、
どちらかが大きな病気やケガをしたり、はたまた職を失ったり、
と有事発生の際はいろんなオプションが計算できる。
この保険のような安心感はこの先じわじわと効いてくるだろう収穫。
自分にとっては、どこかにあった家事・育児への“お手伝い感覚”が
一気に“主人公”へ変化したことが大きい。
●3.世界観が広がった
なにせ男性育児休業については、まわりに取得者もなければ
情報も皆無なゼロからのスタートだったこともあり、
育児やワークライフバランスに関する情報を収集するべく
アクティブに動いた。
“男性育児界”そのものはまだまだ一般的にはマイノリティーな存在かも
しれませんが、意欲的に活動するグループやそこに集う人達の意識は高く
仕事を離れた世界で刺激を受けることが新鮮だった。
注目するべきは、ソーシャルメディア元年といわれるタイミングと重なって
情報の収集、発信、WEBからリアルな場への発展という流れが、
加速度的に繋がることを実感できたこと。
余談になりますが“育児”“家事”という多くの人が身近に感じるテーマだけに
共感も伝播もしやすい。男性の育児参加があまりにもあたりまえになって
「イクメン」って言葉なんてあたりまえすぎて近い将来だれも使わなく
なっていることを勝手に予想。
最後の最後に懺悔を。
当初の目標に以外にも、実は密かにやりたかったことがいっぱいありました。
でも実際は出来なかったことがだらけ。出来てないことのほうが多い。
育児・家事が思ったより大変だということを痛感できたことも収穫です。
育児・家事なめてました。すいません!
サービスショット2.こういう姿もたまらん!

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